iモード事件

松永真理著「iモード事件」を読みました。

10年以上前に書かれたものですが、まったく今更感はなく
刺激不足なサラリーマンにはいいビタミン剤になると思います。

iモード事件 (角川文庫)

iモード事件 (角川文庫)

<全体的なメモ>
・新しいことを始める時は「本当に必要な要素は何か」=「コア」突き詰めることが大事
・突き詰めるには「これを通してやりたいことは何か」=「コンセプト」が必要
・誰が聞いても誤解がないように「コンセプトを文字に落とすこと」=「コピー」が大切

<ごはん的なメモ>
・どんなに忙しくても、食事はできるだけ妥協しない
・やむを得ずカップ麺でも、なるべく高い麺にする
・家族のサポートはめちゃめちゃありがたいものだ

<クラブ真理的なメモ>
・リラックスできる空間は、会話を産む
・会話はアイディアを産むだけでなく、人間関係のどろっとした悩み相談にもよい
・こういう空間創りにはケチらないことが大事

マッキンゼー的なメモ>
・コンサルはNOを言えなければ価値がない → これは共感というか教訓
・コンサルは嫌われ者ですから → これはよくないと思う。まさにNO
・横文字は物事を煙に巻く効果はあり → 煙に巻いてもいいことなさそう、てかウザイ

なんというか表現に嘘がない書き方に、すごく勉強させてもらえました。
ボキャブラリを豊かにし、気持ちのいいチョイスができるよう努力せねば。。。

ごちそうさまでした。