001_レバレッジリーディング
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【To】
活字が苦手なビジネスマン
【Description】
元来読書嫌いだった著者が、年間400冊のビジネス本を読破するに至るまでに習得した「本との付き合い方」&「先人の知恵の活かし方」を語っている。
単に本を読む技術について書いているのではなく、「目的を達成するために必要なことをいかに考えるか」について深い示唆が入っている。
【Point】
◆読書習慣の提案
- 「本を読む時間がない」は言い訳。「本を読まないから時間がない」
- 本は1500円程度だが、活用できれば15万円の価値にもなりうる。非常に効率的な自己投資。
- 日常生活と組み合わせることで読書の習慣が身につく(風呂中、通勤中など)
◆効率的読書術
- 大量のビジネス書が溢れる中で、いい本に出会うために、読書家が配信するメルマガを上手く使う(これには金を払ってもいいくらい)
- 戦略的読破術を身につける
- 目的の明確化
- 無目的に読むと何も頭に残らない。
- 制限時間
- 1時間で著者は読んでいる。ダメな本は読むのをやめる。
- 全体像の把握(「まえがき」「目次」「あとがき」)
- カラーバス効果により重要な箇所がわかる。
- 重要な箇所を熟読
- 20:80の法則は読書にもある。重要なところは全体の2割。その中の8割を理解できればOK。
- 目的の明確化
◆著者のメモにレバレッジを効かせた活用方法
- 重要なところをドッグイヤー・罫線・婦選でのメモをとり記録をする。
- メモは一定タイミング毎に分類し、自分の中での整理を実施する。
- メモは常に持ち歩き、「必要な時」に読み返せるようにする。
【Back Ground】
読むことにストレスを感じがちなゆえ情報収集の手段として「本」という媒体を避けてきた私に
活字と仲良しになれるきっかけを与えてくれた一品。
四方八方にアンテナを張り巡らして、様々なことに興味を示し続けるが「既に知っている人に聞く」ことを主な情報源としていた私を見かねて、新規事業の玉手箱の異名を持つ大先輩が薦めてくれた良書。