001_レバレッジリーディング

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

【To】

活字が苦手なビジネスマン


【Description】

元来読書嫌いだった著者が、年間400冊のビジネス本を読破するに至るまでに習得した「本との付き合い方」&「先人の知恵の活かし方」を語っている。
単に本を読む技術について書いているのではなく、「目的を達成するために必要なことをいかに考えるか」について深い示唆が入っている。


【Point】

◆読書習慣の提案

  • 「本を読む時間がない」は言い訳。「本を読まないから時間がない」
  • 本は1500円程度だが、活用できれば15万円の価値にもなりうる。非常に効率的な自己投資。
  • 日常生活と組み合わせることで読書の習慣が身につく(風呂中、通勤中など)

◆効率的読書術

  • 大量のビジネス書が溢れる中で、いい本に出会うために、読書家が配信するメルマガを上手く使う(これには金を払ってもいいくらい)
  • 戦略的読破術を身につける
    • 目的の明確化
      • 無目的に読むと何も頭に残らない。
    • 制限時間
      • 1時間で著者は読んでいる。ダメな本は読むのをやめる。
    • 全体像の把握(「まえがき」「目次」「あとがき」)
      • カラーバス効果により重要な箇所がわかる。
    • 重要な箇所を熟読
      • 20:80の法則は読書にもある。重要なところは全体の2割。その中の8割を理解できればOK。

◆著者のメモにレバレッジを効かせた活用方法

  • 重要なところをドッグイヤー・罫線・婦選でのメモをとり記録をする。
  • メモは一定タイミング毎に分類し、自分の中での整理を実施する。
  • メモは常に持ち歩き、「必要な時」に読み返せるようにする。

【Back Ground】

読むことにストレスを感じがちなゆえ情報収集の手段として「本」という媒体を避けてきた私に
活字と仲良しになれるきっかけを与えてくれた一品。

四方八方にアンテナを張り巡らして、様々なことに興味を示し続けるが「既に知っている人に聞く」ことを主な情報源としていた私を見かねて、新規事業の玉手箱の異名を持つ大先輩が薦めてくれた良書。